2016年に放送されたドラマの中でも上位に入るほど人気だったドラマ『雲が描いた月明かり』はツンデレ王子と訳あり男装女子が宮中を舞台に繰り広げる胸キュン必至の時代劇です。
大人気ウェブ小説が原作となっているこのドラマはどんなドラマなのか?誰が出演しているのか?あらすじと見どころ、そして出演者の現在の活動まで詳しく紹介していきます。
雲が描いた月明かりはどんなドラマ?
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病身である養父の薬代のために借金を背負い、幼い頃から男装して生きてきたラオンは男性たちを相手に恋愛相談や恋文の代筆をする仕事をしていました。
ある時恋文代筆の依頼者から「自分の代わりに相手の女性に会ってほしい」と頼まれ、約束の場所に向かったラオンの前に現れたのは一国の皇子ヨンだったのです。
驚いたラオンは、ヨンを騙して落とし穴に落とし逃げ出してしまいますが、数日後に借金取りに捕まり、内官のテストを受けさせられる羽目になってしまいます。
女であることがバレるのを恐れ、試験前に宮殿を抜け出そうとしますが、またヨンと鉢合わせてしまいます。
というのがあらすじなんですが、一番の見どころはなんと言っても主演パク・ボゴムさんのツンデレ世子ぶりではないでしょうか。
イケメン皇子と男装ヒロインの甘いシチュエーションはもちろん、脇を固める個性豊かなキャラクター達の友情や葛藤を描いたこの作品は幅広い世代の方にお勧めできる作品です。
出演者の現在は?
雲が描いた月明かり完走✊🏻
1話目からすっごいハマるハマる!ドラマはおどける場面も緊迫した場面もあったけど、キャストやスタッフみんな仲良くて本当に素敵なドラマだったー!!「私の人」は忘れられないわ、、 pic.twitter.com/Tpq2lotVbP
— kapi (@JongSuk_419) September 2, 2018
最高視聴率25.3%を記録するヒット作となった『雲が描いた月明かり』は同世代の若手俳優が多く出演していることでも話題になりました。
そんな出演者たちの役どころと現在の活動についても見ていきたいと思います。
パク・ボゴム(イ・ヨン)
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主人公イ・ヨン役を演じたパク・ボゴムさんは、1993年6月16日生まれで”国民のボーイフレンド”としても親しまれ、歌手や司会としても活躍しており、韓国の専門家100人が選んだ次世代の韓流スター1位に選ばれるほど今ではトップスターと言える俳優の1人です。
2011年に映画『ブラインド』で俳優デビューし、『雲が描いた月明かり』が初の主演作となったパク・ボゴムさんはこの作品で大ブレイク、2018年にアジア9ヵ国でファンミーティングを行いました。
この作品で演じたヨンとの共通点を、家族を愛する気持ちがあるところ、心の中に温かさを秘めているところ、愛をストレートに打ち明けるところだと語っているパク・ボゴムさん。
2020年8月からは文化広報兵として軍服務を続けてきましたが、新型コロナの影響で予定より2ヶ月早い2022年2月21日に除隊しました。
軍服務中に理容技能士の免許を取得したというパク・ボゴムさんですが、現在は次回作準備中となっており、復帰作ではどんな姿を見せてくれるのか今からとても楽しみです。
キム・ユジョン(ホン・ラオン)
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男装したヒロインのラオン役を演じ、一躍時の人となったキム・ユジョンさんは1999年9月22日生まれで、2004年に映画『DMZ非武装地帯追憶の38度線』でデビューして以来人気子役として多くの賞を受賞し、歌手やMCとしても幅広く活躍してきました。
当初ラオン役にはキム・ゴウンさんが候補として上がっていたのですが、キム・ゴウンさんのスケジュールが合わずキム・ユジョンさんにオファーがきたというエピソードもあります。
キム・ユジョンさんは『雲が描いた月明かり』の出演を機に広告業界からラブコールが殺到し、新広告クイーンとしても知名度をあげました。
人気作に多く出演しているキム・ユジョンさん現在の最新作は、成熟しなかった片思いを世紀を超えて描いたNetflixドラマ『20th Century Girl』で、テコンドーの黒帯を持ち心優しいブレない女子である主人公を演じており、こちらは現在製作中です。
ジニョン(キム・ユンソン)
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ヨンの恋敵でありラオンに会って初めて人を愛するということを知ったユンソン役を演じたのは1991年11月18日生まれで元B1A4のリーダーを務めていたジニョンさんです。
高校3年生の時にWMエンターテイメントからオファーを受けてアイドルグループのメンバーとしてデビューし、歌手や俳優としても大活躍してきたジニョンさん。
劇中では恋に敗れてしまいましたが、もしラオンになったら自分が演じたからというのを抜きにしてもユンソンを選ぶと語っていました。
そんなジニョンさんが出演する最新作は2021年放送の『警察授業』で、現在も次回作の準備中であり、今後戦争映画にも出演したいなど2022年は「もっと走ろうと思います」と意気込みを表しています。
クァク・ドンヨン(キム・ビョンヨン)
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1997年3月19日生まれのクァク・ドンヨンさんは、身を挺してヨンを守る護衛ビョンヨン役を演じた俳優で、2012年に放送されたドラマ『棚ぼたのあなた』でデビューし、演劇やミュージカルにも出演しています。
ビョンヨン役は当初イ・ソンウォンさんが演じる予定でしたが、イ・ソンウォンさんは他のドラマの撮影との都合がつかず降板したためクァク・ドンヨンさんがキャスティングされました。
重厚感を出すために厚手の生地を使った全身黒づくめの衣装で暑い中撮影をし、数々のアクションシーンもあったため、衣装の担当者はクァク・ドンヨンさんが一番大変だったと思うと明かしています。
大変な撮影の中見事にビョンヨン役を演じ切り認知度も上昇し、現在では海外からも注目されているクァク・ドンヨンさんの最新作はスリラードラマ『ビッグマウス』で時期は未定ですが今後配信予定です。
チェ・スビン(チョ・ハヨン)
女優チェ・スビンがロングヘアに変身した。 https://t.co/lGvJRlEByK
— wowKorea:韓流ドラマK-POP (@wow_ko) January 10, 2022
ヨンに片思いする容姿端麗な世子妃役を演じたチェ・スビンさんは、1994年7月10日生まれで、2013年に演劇『彼と彼女の木曜日』でデビュー、2014年にはドラマ『怨女日記』に出演したことで演技力の高さを認められ、実力派女優として活躍しています。
『雲が描いた月明かり』以降も人気ドラマに出演し続け、ライジングスタートして注目を浴びたチェ・スビンさんは次世代の名女優としてとっても期待され、現在もオファーが絶えません。
そんなチェ・スビンさんが主演を務める現在の最新作は、ファッションフィールドで生きていく人物達の仕事と情熱、愛と友情を描いた超現実主義ロマンスであるNetflix作品『ファビュラス』で2022年公開予定です。
キム・スンス(王)
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1971年7月25日生まれのキム・スンスさんは、朝鮮の未来を世子であるヨンに賭け、全ての権利をヨンに譲ることができるよう臣下らと戦う王でありヨンの父親役を演じています。
1997年にMBC26期タレントとしてデビューしたキム・スンスさんは数々の人気時代劇に出演していることでも知られており、バラエティ番組にもたびたび出演されています。
2022年で51歳、未婚だというキム・スンスさんは俳優として現在までずっと走り続けてきたと語っており、出演最新作のクランクインを4月に控えているそうです。
その最新出演作は韓国版『インセプション』を掲げた映画『イン・ドリーム』で公開時期は未定ですが、今から期待が高まっている作品となっています。
イ・ジュンヒョク(チャン・内官)
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世子付きの内官チャン役を演じたイ・ジュンヒョクさんは1972年3月19日生まれの俳優で、長い間舞台役者として活動しており、2008年に映画『加速スキャンダル』でスクリーンデビューしました。
1度見たら忘れられない、なんとも言い難い魅力をもつイ・ジュンヒョクさんはこの作品でパク・ボゴムさんとの息の合った演技を見せ、KBS演技大賞男子助演賞を受賞しています。
今までの長い演技生活で『雲が描いた月明かり』がターニングポイントになったと明かし「生まれて初めて授賞式に行って、初めてステージに上がったありがたい作品だ」と語っていたイ・ジュンヒョクさん。
現在最新出演作となっているのが2021年に放送された『ポッサム〜運命を盗む』で、笑いを誘うギャグパート担当として出演しており、イ・ジュンヒョクさんにしか出せない格別な面白さを見せてくれています。
まとめ
とにかく出演者達の仲が良く、いい雰囲気の中で撮影が行われたというこのドラマは、若手俳優陣のフレッシュな演技と出演者全員の息の合った掛け合いも必見の作品です。
時代劇が苦手な方でも楽しめるんじゃないかなと思えるようなストーリーになっているので、まだ見たことがない方は是非見てみてください♪
今日も読んでいただきありがとうございました。