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【BTSダンス振付師】ソン・ソンドゥク以外の人物も楽曲とともに紹介!

BTSといえば歌やラップはもちろん、圧巻のダンスパフォーマンスも魅力ですよね。そんな彼らのパフォーマンスを支えているのが、ダンスの振りやフォーメーションを作る振付師!

事務所所属の振付師であるソン・ソンドゥクさんのほかにも、世界の名だたるダンサーが振り付けを担当してBTSの楽曲を作り上げているんです。今回は、担当楽曲とともにBTSの振付師についてみていきましょう!

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BTSのダンスがヤバい!

K-POPの中でも、とくに難易度が高いと言われているBTSのダンス。高さや角度まで完璧に揃った群舞のようなダンスは、彼らの練習量とチームワークの賜物ですよね。

初期の楽曲ではパワフルかつシンクロ率の高いダンスが特徴的でしたが、メンバーの成長や楽曲スタイルの変化に合わせて、ダンスのジャンルや表現力の幅もどんどん広がっています。

そんな彼らが持つダンスの魅力を最大限引き出しながら、楽曲の世界観を表現するのが振付師!BTSの楽曲はどんな人たちが振り付けを担当しているのでしょうか?

BTSのダンスの振付師は?


BTSの振付師といえばデビュー当時から彼らの振り付けを担当してきたソン・ソンドゥクさんが有名ですが、実は多くの楽曲で海外のダンサーが振り付けに参加しています。

世界的に有名なダンサーだけではなく、ほぼ無名のアーティストも振付師として起用しているようです。中にはBTSの楽曲を担当したことで、一躍有名になった振付師も。

ここからは、これまでBTSの楽曲に携わってきた振付師について、担当楽曲とともに紹介していきます!

ソン・ソンドゥク 『Danger』『I NEED U』『DNA』『FAKE LOVE』

BTSの振付師といえばソン・ソンドゥクさん。

 

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パンPDが事務所を立ち上げた時から参加している創設メンバーの1人で、デビュー前からBTSのダンス指導をしてきました。BTSの初期の作品はほとんどすべてソンドゥクさんが振り付けを担当しています。


『学校三部作』期の楽曲『Danger』などは、全員でしっかり揃える力強い振り付けが特徴的ですが、次第にメンバーそれぞれの個性をみせるような構成や、表現力に重点を置いた振り付けが多くなっているようです。

とくに『FAKE LOVE』は、歌詞の心情を全身で表現するような感情的な振り付けに目を奪われます。ただ上手いだけではない、BTSのダンスの芸術的な魅力が感じられますね。


ソンドゥクさんの振り付けは、メンバーの成長やグループのコンセプト、方向性などを考慮しながら作られているように感じます!

Keone Madrid(キーオン・マドリッド)『DOPE』『FIRE』

『花様年華』期の楽曲、『DOPE』と『FIRE』を担当したのは、アメリカを拠点に活動するキーオン・マドリッドさん。夫婦でコレオグラファー&パフォーマーとして活動している、トップレベルのダンサーです。

 

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『DOPE』と『FIRE』は、どちらも音に合わせた細かくてテンポの速い振り付けが印象的ですよね。BTSの楽曲の中でも、ダンスの難易度がとても高い2曲です。

(動画)

この時期、新曲の度に難しくなる振り付けに対してジンは「もう少し簡単なダンスだと嬉しい」とパンPDに話したらしいのですが、その後渡された振りがこの『DOPE』。ジンの要望は通らなかったようですね(笑)。

キーオンさんはダンスアカデミーの運営も行っており、J-HOPE、ジミン、ジョングクは、デビュー前の2013年にキーオンさんのワークショップに参加しています。デビュー前から一流の先生から指導を受けていたんですね。

2017年にはキーオンさんがBTSのライブをみにきて、バックステージで交流していました!

 

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Sienna Lalau(シエナ・ララウ)『Dionysus』『ON』

『Dionysus』と『ON』の振り付けを担当したのが、ハワイ出身の振付師、シエナ・ララウさん。当時18歳で『Dionysus』の振付師に抜擢され、一躍有名になりました。

 

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『Dionysus』と『ON』はどちらの振り付けも、バックダンサーと一体となって作り上げるダイナミックなステージ構成が印象的です。メンバーが数人に分かれて踊るフォーメーションなど、展開豊かで見ごたえがあります。


シエナさんは『ON』のパフォーマンス動画でダンサーとして参加したり、先日行われた『Permission to Dance』LA公演ではバックダンサーも務めるなど、BTSとの共演も多いですね。ステージ上でテテとハグをする場面もあり、メンバーとも仲良しのようです。

シエナさんはBTSのほかにも、BLACK PINKやStray Kidsなど数々のK-POPグループの振り付けを担当しています。

RIEHATA(リエハタ)『MIC Drop』『Airplane Pt.2』『Anpanman』『IDOL』

日本人ダンサーのRIEHATAさんが振り付けをした楽曲もあります。RIEHATAさんはレディー・ガガのバックを務めるなどダンサーとしても活躍していて、振付師としてはBTSのほかにEXOやTWICEなど数々のK-POPグループの振り付けを行っています。

 

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BTSの楽曲では、『MIC Drop』、『Airplane Pt.2』、『Anpanman』、『IDOL』がRIEHATAさんの作品です。どの曲も、激しいだけではないグルーヴ感のある振り付けがかっこいいですよね。

その分難易度も高いようで、『IDOL』についてはメンバーから「ライブでできるか不安になるほど体力の消耗が激しい」「歴代級に難しい」との声が上がるほどでした!

Sergio Reis(セルジオ・レイス)『Black Swan』

2020年リリースの楽曲『Black Swan』の振り付けを担当したのは、ブラジル人のセルジオ・レイスさん。当時セルジオさんは、コンテストでの入賞経験はあるものの大きな実績はなかったため、『Black Swan』での起用はかなりの大抜擢だったようです。

 

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『Black Swan』は、これまでBTSが踊ってきたダンスとは大きく違った雰囲気の振り付けですよね。バレエやコンテンポラリーダンスの要素を取り入れたしなやかな動きが印象的です。BTSはこんなダンスも踊れるのかと驚いた人も多いのではないでしょうか。

BTSの新たな一面を見ることができた一曲でしたね!

Nicky Andersen(ニッキー・アンダーセン)『Dynamite』

『Dynamite』の振り付けを担当したのは、ニッキー・アンダーセンさん。

 

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ニッキーさんは実写版『アラジン』の振り付けなどに関わっている売れっ子振付師。ジミンのソロ曲『filter』もニッキーさんの作品です。

ポップでノリのよい曲調の『Dynamite』は世界中で大ヒットしましたが、印象的なポージングやステップなど、キャッチーな振り付けもヒットの一因ではないでしょうか。日本でも踊ってみた動画が大流行しました。

「コロナ禍の世界にポジティブなエネルギーを届けたい」というコンセプトで作られた『Dynamite』にぴったりのコレオですね。

Vinh Nguyen(ヴィン・グエン)『Permission to Dance』

エド・シーランが作曲に参加した『Permission to Dance』の振り付けを担当したのは、アメリカ人ダンサー&振付師のヴィン・グエンさん。

 

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ジャスティン・ビーバーや、BTSの弟分・TXTの振り付けなども担当しています。


『Permission to Dance』は、「楽しい、踊る、平和」を意味する国際手話を取り入れた手話ダンスで話題になりました。真似しやすい振り付けで、BTSメンバーも楽しそうにパフォーマンスをしているのが印象的です。

振り付け自体の難易度は高くないですが、BTSが踊るととてもかっこいいですよね。これまで難易度の高いダンスでスキルや表現力を積み上げてきた彼らだからこそ映える振り付けではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたか?今回はBTSのダンスを作る振付師について、担当楽曲とともに紹介しました。

BTSは海外の振付師も積極的に起用して、様々なジャンルのダンスを取り入れているんですね。次の曲ではどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、今後もBTSの活動から目が離せませんね!

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