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【BTSとパンPDの関係】不満爆発で反撃?メンバーが訴えた内容とは?

BTSと言えば、グループ全体もメンバー一人ひとりも高い評価を得ているスーパースターですよね。

彼らを売れっ子にした陰には、韓国の有名音楽プロデューサー「パンPD」がいることをご存じでしょうか。今回はBTSの生みの親であるパンPDの紹介と、メンバーたちが彼に抱く不満についてまとめました。

メンバーが訴えた不満とは、そしてメンバーとパンPDとの関係はどんなものなのか、ご紹介します。

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パンPDはどんな人?

韓国に限らず世界的に有名な音楽プロデューサーでもある、「パン・シヒョク」氏。パンPDの愛称で親しまれています。彼の実力は凄まじく、BTSの所属会社であるHYBE、旧BigHitEntertainmentの創業者でもあるのです。

パンPDはどんな人?

小さいころから音楽に親しんできたパンPDは、好成績だった学生時代を経て、作曲家になったそうです。その後、同じく有名な音楽プロデューサーであるパク・ジニョン氏に出会い、一緒に働き始めました

パク・ジニョン氏は、TWICENiziUの所属会社であるJYPエンターテイメントの創業者です。パンPDはパク氏とともに数々のヒットを生み出し、hitmanという芸名を持つほどになっていきました。

その後独立してBigHitEntertainmentを創業し、BTSを育成したことでより一層有名になったのです。

HYBEのCEOを辞任?

実はパンPD2021年の7月にHYBEの最高経営責任者を辞任し、取締役会長となっています。しかしこれは、マイナスな意味合いはありません。

HYBEや所属アーティストたちは、世界的に活動をしていますよね。パンPDはより一層グローバルに活動できるよう、先頭に立って改革をしたのです。今後パンPDは音楽プロデュースに専念し、経営は経営のプロに任せることにしたのでしょう。

CEOの座は退いたものの、今でもBTSメンバーと交流があるパンPD。練習生時代から育ててきたこともあり、お互いに重要な存在なのでしょうね。

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2012年「ありきたりな練習生のクリスマス」を投稿

ここからは、BTSメンバーが訴えてきたパンPDへの不満を紹介していきます。まず1つ目は、「ありきたりな練習生のクリスマス」です。実はこれ、BTSが練習生時代に公開した楽曲のタイトルです。この曲にはパンPDへの不満がぎゅっと詰まっていました。

どんな楽曲?

デビュー前の2012年のクリスマスイブに、YouTubeなどにアップされたこの動画。これはあの名曲LastChristmasに、メンバーたちオリジナルのラップを加えたものです。ロマンチックかと思いきや、ラップの内容はパンPDへの不満だらけ!

世間のクリスマスとは違う練習生たちの苦悩が語られていました。「3年前から社長は無関心で、会食だってしたことがない」「外はお祭りムード!僕たちは男だけで軍隊ムード!」など、悲しいながらも笑いを誘う歌詞です。

他にも、「練習生は男女別々?恋愛ができないのにどうやって恋愛の歌詞を書くのさ!」「会社も社長も嫌いだ!僕だって母親に会いたい!」と嘆く歌詞もあります。

当時まだ10代だったメンバーたちが孤独に過ごすクリスマスの寂しさを感じますね。それでもなぜか、この曲を聴くと元気が出てくるから不思議です。

パンPDの反応は?

曲がアップされたその日の内に、パンPDはTwitterを更新。「怖がりもせず社長を悪く言っているね!」とコメントしていました。

もちろんパンPDは怒っておらず、楽しく聴いていたようです。練習生はとてもハードだと聞きますよね。それでもこうやって文句を言えたり、冗談を交えてコミュニケーションできるということは、風通しがいい会社である証拠です。

不満を伝えた曲でしたが、結局はパンPDとBTSメンバーの仲の良さが伝わるエピソードとなりました。

髪型を勝手に変えるジン

パンPDへの不満2つ目は「ジンの髪型」です。ジンと言えば暗い髪色の印象が強いですが、同じくらい金髪のイメージもありますよね。実はジンが髪型について直談判をしたことがありました。

IDOLやAirplane pt.2などをリリースした2018年のことです。PVでも金髪だったジンが、突然黒髪に変わりARMYを驚かせました。これについてジン本人が同年9月のVliveで語っています。

どうやら会社側は金髪を望んでいたようですが、ジンは根元が伸びてくるのが気になっていたそうです。ジン曰く「黒髪にしたかった。でも会社から反対された。」とのこと。しかしジンは引き下がらず「それなら自分で染めてきます!」と対抗したのです。

これには会社も驚き、なんと1時間の社内会議が開かれることに。その後、黒髪にする許可が下りたそうです。髪型がイメージを左右するとはいえ会議になってしまうとは、すごい世界ですよね。

黒髪を希望したのは、綺麗な状態で映りたいというジンのプロ意識もあったようです。Vliveでも、「ARMYを思って努力したことなんです。」と語っていました。ジンの人としての魅力を感じますね。

不満を抱かれてしまったパンPDですが、ジンを今でもとても評価しています。「ジンは常識的な感覚を失わないメンバー。力を貸してくれる存在だ。」と話していたこともありました。

思ったことをお互いにぶつけ合っているからこそ、会社もグループも成長していけるのかもしれません。

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新人王でSUGAとテテから心の叫び

続いての不満はSUGAとテテからの訴えです。2013年に放送された「新人王 防弾少年団」という番組。「バンタン!心を開け!」という暴露コーナーの中で、パンPDへの不満が出ました。

これはデビューしたてのBTSが、隠してきた心の内を叫んでいくという企画です。叫びを聞くのは、メンバーだけでなくパンPDをはじめとする会社のスタッフたち。ここでパンPDへの不満を叫んだのは、SUGAとテテでした。

SUGAはパンPDがついた嘘に不満!

まずは「3年前の入所当時、僕に大嘘をついた人がいました!」と語りだしたSUGA。RMが「誰ですか?」と尋ねると、大声で「パン・シヒョクPD~!!」と答えるのです。騒然とする会場とパンPD。

「パンPDは『ユンギ、君はダンスはいらない、ラップを一生懸命やればいい。』と言っていたのに、今僕らの振り付けが一番大変です!」とSUGAがパンPDの嘘を暴露しました。これには主にBTSメンバーが共感し、大盛り上がりとなります。

なんとこの話、契約時の話らしく「甘い言葉で騙して酷すぎます!」と嘆くSUGA。これに対してパンPDは「聞いたところによると…ダンスレッスンをもっと増やさないといけないみたいだね?」と、SUGAに言い返したのです。

近くにいたスタッフに「レッスンをもっと増やしてください」と指示するパンPD。不満を訴えたつもりが痛いところを突かれたSUGAは、態度を切り替え「一生懸命頑張ります!!」と答えたのでした。

何とも微笑ましいやり取りを見せてくれた2人。仲が良いことが伝わってきますね。

 

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テテはパンPDに認知されていなくて不満!?

続いて不満を叫んだのがテテ。2年前の冬、練習生時代の出来事だそうです。テテはRMと一緒に訪れたコンビニで、偶然パンPDに会ったとのこと。ここでテテは衝撃的なことを言われてしまいます。

「僕たちは挨拶をしました!するとパンPDは『ナムジュンの横のおまえは誰だ』と!」これにはパンPD本人も爆笑です。続けて「僕の名前はテヒョンです!!」と叫ぶテテ。「これが1年間続きました!」と訴えていたので、不満もひとしおでしょう。

僕の名前を覚えてください!今は魅力の詰まった一文字、Vです!」と訴えました。これに対してパンPDは、「私が間違っていたよ」と素直に謝罪します。練習生の名前はあまり覚えていなかったそうです。

パンPDは「最後まで生き残って、Vという名前も得たんだよね」とテテを激励し、「その時のことは忘れて…」と伝えます。テテは「バンタンを愛しています!」と答え、2人は和解したのでした。

切実ながらもちょっと笑えてしまうSUGAとテテの不満。不満はありつつも、パンPDを慕っていることがよく分かるエピソードでした。

難易度の高いダンスに不満を漏らすジンとRM

最後の不満は、難易度の高いダンスについてです。BTSと言えばパフォーマンスも魅力の一つ。どの楽曲もダンスの難易度はとても高いです。これに不満を訴えたのがジンとRMでした。

ジンは今までに何度か不満を漏らしています。2015年放送の「野蛮TV」というバラエティ番組で、パンPDとダンスについて話したことを語っていました。ある日パンPDがジンに「ダンスはどう?正直に教えて。」と尋ねてきたのだそうです。

ジンは気を遣いながらも「もう少し簡単になってほしいです…」と答えました。それを聞いたパンPDは「よし分かった!その意見を反映する!」と言ってくれたのだとか。ここまでは良い話に聞こえますね。

しかしその後待ち受けていた楽曲は、なんと「DOPE」。これには全員大笑いで、RMも「1番大変だよ!」と叫ぶほどです。ジンは唖然としながら「あんな早いダンス初めて見たよ!」と話していました。

DOPEといえば動きが早く、ハードなダンスが特徴的ですよね。簡単にしてほしいと伝えた結果があのダンスとは、パンPDの基準の高さに驚いてしまいます。ジンの意見がなかったらどうなっていたのか、想像もつきません。

ほかにも2017年発売のアルバム「WINGS」についてメンバーが語る動画の中にも、不満が隠れていました。SUGAが楽曲「NotToday」の紹介で、「とても良い曲だしパフォーマンスも歴代級だ」とコメントしたときです。

ジンは「時間が経つにつれてダンスも控えめになっていいと思うんだ!なのになんで僕たちのダンスは激しくなっていくんだ?」と不満を爆発させました。

すかさずテテが「PDニム(パンPD)に聞いてみたらどうですか?」と言うと、「PDニムなんで激しくなるんですか!?」とカメラ目線で怒るジン。表情が面白くて話が入って来ません。

パンPDが動画を見ているかも!というメンバーの言葉に慌てて謝罪を入れたジンでしたが、不満が募っていたのが分かります。それにしてもこの動画といい野蛮TVのときといい、ジンの表情の変化が面白いですね。

野蛮TVでジンに同調していたRMも、これまで何度かダンスの難易度に不満を漏らしていました。例えば2014年に公開された「Danger」のメイキング動画では、「(前年公開の)BoyInLuvよりも10倍難しいダンス。死ぬかと思った。」と語っていたRM。

それでもかっこいいダンスだから頑張れるんだ、と前向きな姿勢でした。しかし2016年の「FIRE」では「休む暇がない…」、翌年の「DNA」では「僕はいつまでダンスを習わないといけないんだ…」とコメントしています。

とどまるところを知らないBTSのダンスクオリティに、RMの気持ちが追い付いていないのを感じます。ジンとは違い言葉数は少ないですが、年を追うごとにコメントの感情が変化していくのが面白いですよね。

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まとめ

今回はBTSの生みの親、パンPDへの不満についてまとめました。練習生時代からパンPDに育てられて、今では世界的なスーパースターとなったBTS。長い時間の中で色々な不満がたまっていたようですね。

それでも、その不満をきちんと口に出しパンPDに伝えているからこそ、ここまで成長できたのかもしれません。ただの上司や雇い主ではなく、共に奮闘する仲間のような関係がとても素敵でした。最後までご覧いただきありがとうございました!