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【トンイ】大ヒット時代劇ドラマの出演者の現在は?

『宮廷女官チャングムの誓い』『イ・サン』など、大ヒット歴史超大作を生み出してきたイ・ビョンフン監督が、2010年に手掛けたドラマ『トンイ』。放送から10年以上経つ本作ですが、今なお名作として語り継がれる韓国時代劇の一つです。

『トンイ』は2010年当時の注目俳優やベテラン俳優が集結して制作され、大変話題となりました。今回は、その出演者たちの現在の活動について紹介していきます。

主人公のトンイをつとめたハン・ヒョジュさんや、その子供時代を演じたキム・ユジョンさんなど、現在も活躍している俳優はもちろん、ベテラン俳優たちの活動についてもまとめていますので、ぜひチェックしてみてください♪

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トンイはどんなドラマ?

『トンイ』の舞台となるのは、17世紀後期の李氏朝鮮。多くの韓国ドラマの題材となっている粛宗の妻であるイニョン王后チャン・ヒビンが、それぞれの思惑を胸に権力争いをしていた時代です。

そんな時代に賤民として生まれた主人公・トンイは、幼くして義賊の首長であった父を失ってしまいました。父の死の真相を探るべく、宮廷で掌楽院の奴婢として働き始めたトンイ。鋭い洞察力で宮廷内の陰謀を次々に暴いていくと、監察府の女官に昇格していきます。

貧困層から宮廷仕え、さらに王の生母となる実在の人物・淑嬪崔氏(スクピン チェシ)の一代記を描いた本作。淑嬪崔氏の幼少期に関する記録は少ないため、「トンイ」という名前などドラマの大半がフィクションですが、見ごたえのある時代劇となっています。

特に宮廷内の陰謀を暴いていくシーンや、チャン・ヒビンとの争いなど、トンイがその知力と勇敢さを発揮し乗り越えていく場面は、視聴者に多くの勇気を与えてくれました。さらに、粛宗とのラブロマンスも必見となっていますよ♪

全60話の超大作の『トンイ』ですが、20~30%台と高視聴率をマークし続けており、その人気の高さから、日本で何度も再放送されるほど。まだご覧になっていない方には、ぜひ視聴していただきたい名作です。

出演者の現在は?

【引用】https://www.tv-osaka.co.jp/ip4/goodch/toni_/

時代劇の中でも高い人気を誇る『トンイ』。多くの視聴者を魅了した本作は、出演者たちの出世作ともなりました。

ここからは、名作に出演した俳優たちの活躍について紹介していきます!

ハン・ヒョジュ(トンイ)

【引用】https://program.imbc.com/dongyi

本作の主人公トンイを演じたハン・ヒョジュさん。無名の新人だった2006年に『春のワルツ』で主演に抜擢され名を馳せると、2009年の『華麗なる遺産』で国民的女優の仲間入りを果たします。そして、その翌年に『トンイ』に出演しました。

『トンイ』を演じたのは、なんと23歳の時。あの凛とした姿からは想像できないですよね!本作で、名実ともにトップ女優となったハン・ヒョジュさんは、その後『ただ君だけ』(2011年)や『監視者たち』(2013年)など映画を中心に活動してきました。

ハン・ヒョジュさんは日本映画のファンとしても知られており、日本映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』(2014年)でヒロインをつとめたり、『ビューティー・インサイド』(2015年)では憧れだったという上野樹里さんと共演を果たすなどしています。

 

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2016年には『トンイ』以来、6年ぶりとなるドラマ復帰作に『W-君と僕の世界-』を選び、若手人気俳優のイ・ジョンソクさんと共演。社会現象になるほどの大ヒットを収め、その年のMBC演技大賞で7冠を受賞しました。

 

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最近では、Netflixで配信されている『パイレーツ2』(2021年)で、荒々しい海賊たちを率いる美しい船長を演じたり、パク・ヒョンシクさんと共演したドラマ『ハピネス』(2021年)では、警察特攻隊のエースを演じるなど、その幅広い演技力を披露しています。

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ぺ・スビン(チャ・チョンス)

【引用】https://program.imbc.com/dongyi

トンイの父を継いで義賊・剣契(コムゲ)の首長となるチャ・チョンスを演じたのは、ぺ・スビンさん。生涯トンイを想い、支え続けるチョンスに心奪われた視聴者も多かったと思います。

ぺ・スビンさんは『朱蒙』(2006年)や『風の絵師』(2008年)など、時代劇に多く出演し知名度を上げると、ハン・ヒョジュさんと同じく『華麗なる遺産』(2009年)に出演し、優しい青年を好演して注目を集めました。

『トンイ』に出演後は、『秘密』(2013年)や『私の心キラキラ』(2015年)などで、主要キャストに抜擢され、高い演技力を評価されています。

 

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2021年に放送され、現在Netflixで配信されている『恋慕』では、ロウンさん扮するジウンの父親役を演じ、その複雑な心境を圧巻の演技で表現して多くの視聴者に強い印象を残しました。

近年はラブロマンスを繰り広げる主要キャストだけでなく、主人公たちの父親役もこなしており、ペ・スビンさんの存在感は増すばかりですね!

チ・ジニ(スクチョン)

【引用】https://program.imbc.com/dongyi

トンイを慕い、側室とする朝鮮王・粛宗(スクチョン)を演じたのは、『トンイ』と同じ監督が手掛けた『宮廷女官チャングムの誓い』(2003年)でもヒロインの相手役をつとめたチ・ジ二さんです。

トンイの他にも正室のイニョン王后、側室のチャンヒビンと歴史に残る女性たちを囲った粛宗は、韓国ドラマで幾度となく題材にされてきた人物ですが、チ・ジ二さん演じる粛宗は聡明でありながらどこか可愛らしさがあり、魅力的な男性に描かれています。

元々カメラマンだったチ・ジ二さんは、スカウトを受け『ジュリエットの男』でデビューを果たすと、次々とドラマに出演。『宮廷女官チャングムの誓い』と『トンイ』を経て、日本でも高い人気を誇る韓流スターとなりました。

年齢を重ねても衰えないルックスと、高い演技力を武器に現在も第一線で活躍しているチ・ジ二さん。『最後から二番目の恋~beautifuldays』(2016年)や『ミスティ~愛の真実~』(2018年)では、大人の魅力を惜しみなく披露しています。

Netflixで独占配信され、高い評価を得ているドラマ『ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士です』(2021年)では、アスペルガー症候群の息子を持つ父親役に扮し、注目を集めました。

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イ・ソヨン(ヒビン)

【引用】https://program.imbc.com/dongyi

正室のイニョン王后を陥れ、宮廷の権力を握り「朝鮮三大悪女」の一人として語り継がれる禧嬪(ヒビン)を演じたのは、イ・ソヨンさん。映画『スキャンダル』(2003年)やドラマ『春の日』(2005年)などの話題作に出演し、注目を集めてきた女優です。

ぺ・スビンさんと共演した『天使の誘惑』(2009年)では、夫への報復を誓うヒステリックな悪女を熱演。『トンイ』でも陰謀を企てる悪女ヒビンを好演し、イ・ソヨンさんは「国民的悪女」と呼ばれました。

 

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その後も休みなくドラマへ出演し、2021年に放送された『ミス・モンテ・クリスト』では、お得意のドロドロ復讐劇を繰り広げています!日本のVODではまだ配信されていないようですが、イ・ソヨンさんの最新の演技が見れる日が楽しみですね!

パク・ハソン(イニョン)

【引用】https://program.imbc.com/dongyi

粛宗の2番目の正室で、ヒビンから陥れられるトンイを優しく支えるイニョン王后を演じたのは、清楚な雰囲気が印象的なパク・ハソンさん。ハン・ヒョジュさんとは同い年で、23歳とは思えないような、慈悲深いイニョンを好演しました。

『TWO WEEKS』(2013年)や『誘惑』(2014年)など話題作に出演するだけでなく、バラエティー番組『チンチャサナイ』(2015年)で軍隊生活に挑戦しており、幅広く活躍しています。

2017年1月に『TWO WEEKS』で共演したリュ・スヨンさんと結婚し、同年8月に女の子を出産。その後2019年にドラマ復帰を果たすと、2020年に主演をつとめた『ミョヌラギ わが嫁たちの物語』がヒットし、シーズン2の制作も決定しています。

オ・ヨンソ(インウォン)

【引用】https://tv-aichi.co.jp/kandora/toni/59.html

粛宗の3人目の正室・インウォン王妃を演じたのは、オ・ヨンソさんです。ヒビンが失脚した後、トンイを抑えて正室に即位するという難しい役どころを演じたオ・ヨンソさんですが、実は当時まだまだ無名の女優でした。

『トンイ』に出演後、『童顔美女』(2011年)でチャン・ナラさんの妹役を演じると、翌年『オ・ジャリョンが行く』で主演に抜擢。その後、『私はチャン・ボリ!』(2014年)や『輝くか、狂うか』(2015年)など、主演作が続々とヒットを収めます。

 

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10年以上の下積みを経て、人気女優の仲間入りを果たしたオ・ヨンソさん。2022年にはソ・イングクさんとW主演をつとめる『美男堂-事件手帳』への出演が決定しており、放送が楽しみですね!

チョン・ジニョン(ソ・ヨンギ)

【引用】https://program.imbc.com/dongyi

警察業務を担当する左捕盗庁の優秀な従事官で、トンイの力となるソ・ヨンギを演じたのは、1988年から活動するベテラン俳優のチョン・ジニョンさん。主に映画を中心に活動し、多くの映画賞を受賞している名優の一人です。

韓国の最難関大であるソウル大学出身であるチョン・ジニョンさんは、俳優だけでなく作家や時事番組での進行役をつとめるなど、高学歴俳優として幅広い分野で活躍しています。

近年は2020年の『私たち、家族です~My Unfamiliar Family~』や2021年の『不可殺』などに出演しており、その活躍はまだまだ衰えるところを知りません。

キム・ユジョン(トンイの子供時代)

【引用】https://program.imbc.com/dongyi

『トンイ』1~4話で主人公トンイの少女期を演じたキム・ユジョンさん。当時11歳ながらすでに10作以上のドラマに出演していたキム・ユジョンさんですが、本作で逆境に負けずにたくましく生きるトンイを好演し、さらに注目を集めました。

『太陽を抱く月』(2012年)など、その後も子役として活躍しますが、2014年の『秘密の扉』で初めて主要キャストに起用されると、初主演ドラマとなった『雲が描いた月明り』(2016年)では、パク・ボゴムさんと共演し、こちらが大ヒット。

それ以降、主演女優として定着し『コンビニのセッピョル』(2020年)、『ホンチョギ』(2021年)など、子役としての経験を活かしラブコメから時代劇まで、ジャンルにとらわれない女優として人気を博し、多くのCMにも出演しています。

2022年にはNetflixオリジナル映画『20世紀少女』の主演にも抜擢されており、配信される日が待ち遠しいですね♪

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まとめ

歴史超大作『トンイ』に出演した俳優の現在の活動について紹介しました。大ヒットしたドラマであっただけに、多くの出演者の出世作となったようですね♪

『トンイ』で高い演技力を披露した俳優たちの最新作も、ぜひチェックしてみてください!

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