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【韓国ドラマ】主人公よりも印象に残った悪役俳優5選!

ドラマのストーリーは、その多くが正義側とされる人物が主人公となり、悪役に立ち向かう姿を追うという流れがほとんどです。

しかし、主人公を演じていた俳優を食うほどの演技力を発揮し、多くの視聴者を物語に没頭させた悪役俳優がいることをご存知でしょうか。今回は韓国ドラマファンに強烈な印象を残した、悪役俳優5名をご紹介します。

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主人公よりも印象に残った悪役俳優

主人公を追いつめる立場にある悪役ですが、第2の主人公ともいえるほど物語にとって重要な役目であることは間違いありません。嫌われやすい役どころではありますが、高い演技力を発揮し、ブレイクのきっかけを掴んだ人も。

俳優のみなさんは、ドラマの作中でどのようなキャラクターを演じたのでしょうか。チェックしていきましょう!

・アン・ボヒョン『梨泰院クラス』

1人目は、2014年のドラマ「ゴールデンクロス」で俳優デビューを果たしたアン・ボヒョンさんです。

2016年のドラマ「太陽の末裔」など、有名作品に出演しているアン・ボヒョンさんは、日本でも大ヒットとなったNetflixオリジナルドラマ「梨泰院クラス」で、悪役のチャン・グンウォン役を演じブレイクしました。

高校生時代、チャン・グンウォンは校内暴力を繰り返し、父親の権力を振りかざしていましたが、正義感の強い転校生であった主人公、パク・セロイと対立。父親の権力でセロイを退学処分にしただけでなく、セロイの父に関する事件を引き起こします。

激昂したセロイはグンウォンに対し暴力を振るったことで、刑務所に収監。刑期を終えて出所したセロイとグンウォンはソウルで再会し、自分の罪を償わない様子のグンウォンとのバトルがふたたび始まることになります。

視聴者の感情を揺さぶる演技をみせたアン・ボヒョンさんは、2021年のドラマ「ユミの細胞たち」で、ラブコメディ初出演をつとめます。悪役から一転、自分の心に率直な男性、ク・ウンを演じ、新たな魅力を披露しました。

近年では新ドラマ「生まれ変わってもよろしく」に出演が決定しており、業界から引っ張りだこのアン・ボヒョンさん。悪役もラブロマンスもお手の物なアン・ボヒョンさんの活躍の場は、今後ももっと広がるのではないでしょうか。

・ナムグン・ミン『リメンバー~記憶の彼方へ~』

2人目は、2002年のシチュエーションコメディ「大当たり家族」でデビューしたナムグン・ミンさんです。

初の悪役として出演したドラマ作品「匂いを見る少女」での演技も好評だったナムグン・ミンさん。2015年から2016年にかけて放送されたドラマ「リメンバー~記憶の彼方へ~」では、御曹司のナム・ギュマンを演じています。

天才的な記憶力を持つ主人公、ソ・ジヌは過去に交通事故で母と兄を亡くし、父と支え合いながら暮らしてきた青年でした。しかし、父が林の中である亡骸を発見したことにより平凡な暮らしは一変。

亡骸を見つけたタイミングで、運悪くアルツハイマー病を発症していた父は、事件当時の記憶が曖昧だったことからも容疑者リストに挙がってしまい、してもいない罪で逮捕されることに。その事件の真犯人が、財閥グループの長男であるギュマンでした。

父を助けるために弁護士になったジヌを、どんな手を使ってでも消そうとするギュマン。自らが罪を犯したにもかかわらず、反省もしないという狂気をはらんだ姿は、視聴者に強烈な印象を残しました。

主演クラス級の俳優であるナムグン・ミンさんは、その後もコンスタントに主演作品を輩出。近年では、韓国で年内の放送を目指して制作されている「1000ウォン」弁護士に出演することが決定しており、続報が待たれている状態です。

・オク・テギョン『ヴィンチェンツォ』

3人目は、人気K-POPアイドルグループ2PMのメンバーとしても知られるオク・テギョンさんです。

アイドルの活動と並行して、俳優業もこなしていたオク・テギョンさんは、2010年のドラマ「シンデレラのお姉さん」で本格的に俳優デビューを果たします。

2021年のドラマ「ヴィンチェンツォ」では、弁護士のホン・チャヨンのアシスタントをつとめる、ウサン法律事務所のインターン、チャン・ジュヌとして出演。チャヨンを慕う可愛いキャラクターかと思いきや、裏の顔は想像もつかないものでした。

サイコパスな一面と、ニコニコとした親しみやすい一面の両方を持つジュヌを見事に演じきったオク・テギョンさん。本作品はジワジワとその視聴率を伸ばし、2021年に放送されたドラマのなかでも最高傑作との呼び声高いものへと成長を遂げています。

近年では、韓国で9月に放送が予定されている「ブラインド」に出演を確定。オク・テギョンさんは本作品で、悪役とは真逆の存在である捜査一課の刑事であるリュ・ソンジュン役として登場し、視聴者に前作とのギャップを与えるだろうと期待されています。

・ユ・インス『今、私たちの学校は…』

4人目は、2017年のドラマ「力の強い女ト・ボンスン」で俳優としてのデビューを叶えたユ・インスさんです。

デビュー以来「私のIDはカンナム美人」など、多くの有名ドラマに出演。なかでもブレイクのきっかけになったのは、2022年1月にNetflixで配信が開始されたゾンビドラマ「今、私たちの学校は…」に出演したことによるものでした。

ユ・インスさんは、作中で不良グループの中でも特出した存在であるユン・グィナムとして登場。グィナムはゾンビに噛まれても発症しない免疫保持者の1人で、主人公のイ・チョンサンに対して負の感情を持っているキャラクターです。

物語の中心人物であるグィナムを演じた反響は大きく、ユ・インスさんのInstagramのフォロワーは4万人から100万人を超えるまで増加。近年では2022年6月に放送がスタートしたドラマ「還魂」に出演。

同作品では悪役のグィナムとは打って変わって、財力のある家の後継者として生まれ、ユーモアたっぷりの性格をしているパク・ダングを演じています。今後、主演として抜擢されることが期待されている、若手俳優の1人です。

・キム・ジェウク『ボイス~112の奇跡~』

最後にご紹介するのは、日本に滞在していた経歴を持つキム・ジェウクさんです。

2002年のドラマ「勝手にしやがれ」で、インディーズバンドのベーシストであるキホンを演じ俳優としてデビュー。コミカルかつワイルドな演技はもちろん、ネイティブ並みの日本語力を各作品で披露する機会も多いキム・ジェウクさん。

2017年のドラマ「ボイス~112の軌跡~」では、これまでのイメージをひっくり返す悪役として出演。作中では社長の息子でエリートのモ・テグを演じ話題となりました。

視聴者からは「悪役なのに惹かれてしまう」という声が挙がり、嫌われ役であるはずのキャラクターに上品さを感じさせるという、新たな扉を開いたキム・ジェウクさん。「彼女の私生活」では、アン・ボヒョンさんとも共演を果たしています。

近年では人気K-POPアイドルグループf(x)のクリスタルさんと共演したドラマ「クレイジーラブ」に出演。本作品でIQ190の天才数学講師、ノ・ゴジンとして登場し、クリスタルさん演じるイ・シナと殺伐なラブロマンスを繰り広げました。

まとめ

ドラマ作品の主人公と同等の活躍を見せ、高い演技力で悪役という垣根をこえて愛される俳優として成長したみなさん。

今後のドラマでは前作を超える悪役はもちろん、正義の味方やラブロマンスを演じる姿にも期待が高まりますね。

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